特長
加圧追従機構部
バネ加圧により、発熱による被溶接物の膨張、伸縮に合わせて、追従しながら安定した加圧を行います。様々なマイクロスポット溶接に適した加圧追従機構を取り揃えており、いろいろな接合部品に対応して高品質な溶接を提供することができます。また、品質管理に合わせた変位センサー・ 加圧力センサー搭載タイプもラインナップしました。
- VP型
-
もっともポピュラーなダイレクト溶接を行う際に使用。1軸で被溶接物に直接電流
を流す方法。また、微小加圧用(MAX700g)のSSタイプも用意。 - VB型
-
2軸タイプで、バランス機構により加圧力を均一に(2軸両方)設定できる。
ダイレクト溶接が行えない形状で、均一な厚みの被溶接物に行う、シリーズ溶接
に使用。(インダイレクト溶接も可能) - VT型
-
2軸タイプでそれぞれ加圧力を独自に設定できる。厚みが大きく違う被溶接物、
片側のみの給電しか行えない場合に行う、インダイレクト溶接に使用。
(シリーズ溶接も可能)
また、微小加圧力 (MAX700g)のSSタイプでパラレルギャップ溶接も可能です。 -
- ■ 特長① 剛性を重視したツインシャフトタイプ!
-
従来品に比べ剛性を重視
電極ホルダー不回転構造
省力化マシンなどへの組み込みを考慮したコンパクトサイズ
※機構名称に「W」が付いているものはツインシャフトタイプです。- VPW-*
- VTW-*
- VBW-*
- ■ 特長② 変位センサー搭載タイプ (VPD/VTD/VBDシリーズ※)
-
溶接ごとに被溶接物の厚みを上下限設定にて判定、さらに溶接前と溶接後の
変位量を監視することができる、ウエルドチェッカー(MM-400A)、ヘッド
コントローラー(MU-100A)に対応した変位センサーを搭載。 - ■ 特長③ 加圧力センサー搭載タイプ (P型ユニット)
-
抵抗溶接に不可欠な加圧力を溶接ごとにデジタルで数値し、加圧判定を行う当社
ヘッドコントローラー (MU-100A)に対応したPユニットを搭載。加圧追従機構
の加圧つまみ部分をそのまま交換するため、後から取り付けることも可能です。
(一部のモデルは除く) - ■ 特長④ 同時搭載
-
追従機構部への変位センサーと加圧力センサー(Pユニット)の同時搭載も可能。
主な仕様
- 加圧追従機構部
機種名 | 加圧範囲 | 標準電極ホルダー | 標準電極径(mm) | Pユニット搭載 | |
1軸型 | VP-SS | 1~7N | 偏芯型 | φ3 | - |
VPW-S | 5~120N | 偏芯型 | φ3/φ5/φ8 | ○ | |
VPDW-S ※1 | |||||
VPW-M | 40~600N | 偏芯型 | φ5/φ8 | ○ | |
VPDW-M ※1 | |||||
バランス型 | VBW-S | 5~120N ※2 | 平行移動型 (電極径φ3の場合:電極間ピッチ3~9mm) (電極径φ5の場合:電極間ピッチ5~8.5mm) |
φ3/φ5 | ○ |
2軸独立型 | VT-SS | 1~7N | 偏芯型 | □3.2 | - |
VTW-S | 5~120N | 平行移動型 (電極径φ3の場合:電極間ピッチ3~9mm) (電極径φ5の場合:電極間ピッチ5~8.5mm) |
φ3/φ5 | ○ | |
VTDW-S ※1 | |||||
VTW-M | 40~600N | 平行移動型 (電極径φ5の場合:電極間ピッチ6~18mm) |
φ5 | ○ | |
VTDW-M ※1 |
※1. V□DW-□には、ウエルドチェッカーMM-370B対応の変位センサーを取り付けることができます。
※2. 1点あたりにかかる加圧は1/2となります。
- V型追従機構名称
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