アマダプレスシステム ばね成形機 トーションマシン NEW

TM-8A  (ø0.2 ~ ø0.8 mm)

11 軸制御ツーリングテーブル回転式トーションマシン

細線に最適なツーリングテーブル回転機構の採用により、ワイヤラインを一定に供給し、安定した精密加工を実現します。

最新のばね成形専用プログラム「MNO2」を搭載し、究極の細線用トーション・フォーミングマシンへと進化しました。


カタログebook

ツーリングテーブル回転式トーションマシン TM-8A


特長

① ツーリングテーブル回転機構による加工品質の向上
  • 8個のスライドを装備したツーリングテーブルが、クイルを中心に高速で回転します。ワイヤに対しスライドを360°任意の角度に設定でき、セットおよび形状の調整が容易です。さらに、加工前にワイヤをねじらないため、ワイヤへの不必要な負荷がかかりません。
  • フィード、テーブル回転、スライド8基、クイル回転の標準11軸を装備しています。
  • 加工位置でのツーリングテーブル回転時に、スライドが前後しない自動補正機能を搭載しています。
  • 角型クイルに変更することで振り回しの長い製品の加工も可能となります。

② ばね成形専用プログラムMNO2による操作性の向上
  • MEC独自のMNO2は、プログラムの流れ、各軸の動作状況、入出力、ジャンプ項目などが簡単に把握できます。
  • プログラム編集機能が大きく進化し、ナビシステム機能とタッチパネルにより簡単にプログラムが作成できます。
  • 最新のサーボモーター制御により高い分解能が可能になり精密な動作を可能にします。
  • モーターセンサーシステムにより、すべてのスライドがセンサーとして使用できるため、タッチセンサーでの有無判定、巻き角度、自由長などを1/1000 mm単位で計測できます。計測結果は、表やグラフで表示され、各軸への修正制御が可能になります。
  • 用途の広い生産管理画面、生産データ収集機能により、高効率生産をサポートします。
③ 主なオプション
  • 「RRサーボスライド」(スピナ加工、最大3基)
  • 径調整をサーボで行う「サーボボディスライドユニット」
  • 曲げ動作を作業者方向へ行う「逆ベンディングスライドユニット」
  • 振り回し空間を広くする「10 mmかさ上げユニット」
  • ワイヤ送りのスリップを検知する「スリップセンサー」
④ IoTへの対応
マシンの稼働状況をスマートフォン、PCなどで監視でき、予防保全機能による定期的なメンテナンスで生産効率の向上に貢献します。

動画


主な仕様
機種名 TM-8A
線径 ø0.2 ~ ø0.8 mm
最大振り回し(角型クイル使用時) 36 mm
ばね指数 D/d 4以上
ボディスライド 1個
ベンディングスライド 3個
カットスライド 4個
RRサーボスライド (オプション) 3個
最大使用空気圧 0.5 MPa
電源 AC 三相200V, 15A
本体重量 480 kg
制御装置 Windows
ソフトウエア MNO2
ディスプレイ 15.6インチ フルHDタッチパネル
外部記憶装置 USBメモリ
環境温度 5 ~ 40°C

本仕様ならびに外観・装備は、改良等のため予告なく変更することがあります。
海外仕様については、別途お問い合わせください。


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