アマダプレスシステム ばね成形機 トーションマシン NEW

LM-26A  (ø1.2 ~ ø2.6 mm)

15軸制御 ワイヤ回転式トーションマシン

ダブルスウィング軸による幅広い加工領域と高速加工により生産力を引き出すトーションマシンです。
シンプルな操作性と省スペース化を完全追求しました。

向かい合うスライドをそれぞれ別に左右移動制御する2つのスイング軸を搭載しました。


特長

① 段取り時間の短縮や作業軽減による生産性の向上
  • 上下部に分けたダブルスウィング軸により、スライドの左右移動を数値制御します。プログラムにより高い再現性を実現し、セット時間の短縮に貢献します。また、任意のスライドの固定も可能です。
  • フィード、ワイヤ回転、クイル回転、スウィング1 ~ 2、スライド1 ~ 8、R サーボ1 ~ 2の15軸を標準装備しました。
  • 全スライドでクランク機構を採用し、高速化を実現します。加工ニーズに合わせて等速動作への設定変更も可能です。
  • 小型のロータリー(R) サーボスライドの採用により、人手による変更作業が可能です
  • 振動を極限まで抑えた高速のワイヤ回転機構を採用しました。
  • スピナツールは、コンパクトでありながら軸ピンと外ピンの間隔調整が可能なため、線径ごとのピンの交換作業が不要です。これにより、打ち直しや焼き入れの作業を削減でき、段取り時間とランニングコストを削減します。

② ばね成形専用プログラムMNO2による操作性の向上
  • MEC 独自のMNO2は、プログラムの流れ、各軸の動作状況、入出力、ジャンプ項目などが一目で把握できます。検長・巻き角度制御・入出力などは、メインとは別の専用画面で設定可能です。
  • モーターセンサーシステムにより、全スライドがセンサーとして使用できるため、タッチセンサーでの有無判定、巻き角度、自由長などを1/1000 mm単位で計測できます。結果は表やグラフで表示され、各軸の修正が可能です。
  • 用途の広い生産管理画面、生産データ収集機能により、高効率生産をサポートします。
③ 主なオプション
後加工や計測など様々なニーズに合わせ、豊富なオプションユニットを取り揃えています。
  • スライドが前方(最大200 mm)に動く「3D スライドユニット」
  • コイル径調整をサーボモーターで行う「外径サーボユニット」
  • 上下部に加えて、左右部のスライドを制御する「スウィングユニット」
  • クイルの摩耗や破損を防ぐ「エアニッパユニット」
  • 後加工を可能にする「エアグリップユニット」
  • 前面方向への曲げを行う「逆ベンディングスライドユニット」
  • Rサーボでワイヤのグリップを可能にする「グリップヘッドユニット」
  • コイル自由長を計測する「静電容量センサー」
  • コイル自由長、コイル外径、角度等を計測する「カメラセンサー」
④ IoTへの対応 (オプション)
マシンの稼働状況をスマートフォン、PCなどで監視でき、予防保全機能による定期的なメンテナンスで生産効率の向上に貢献します。

動画

LM-26A 線径: ø2.0 mm, トーションばねサンプル加工 6種


主な仕様
機種名 LM-26A
線径 ø1.2 ~ ø2.6 mm
最大振り回し ø100 mm
ばね指数 D/d 4以上
フィード軸* 0.0001 mm
最大フィード速度 117 m/min
ツールスライド 6個
Rサーボスライド 2個
最大使用空気圧 0.5 MPa
電源 AC 三相200V, 20A
本体重量 1700 kg
制御装置 Windows
ソフトウエア MNO2
ディスプレイ 15.6インチ フルHDタッチパネル
外部記憶装置 USBメモリ
環境温度 5 ~ 40°C

*最小入力値:プログラム入力単位であり精度を表すものではありません。



本仕様ならびに外観・装備は、改良等のため予告なく変更することがあります。
海外仕様については、別途お問い合わせください。


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