アマダプレスシステム ばね成形機 引きばねマシン NEW

CLS-10A  (ø0.2 ~ ø1.0 mm)

7軸制御 引きばねマシン

コイリングとフック起こし工程の協調制御により、マシンを止めることなく安定した高速加工を実現します。

MPS (MEC プログラムシステム)の自動プログラムとコイル外径自動修正機能により、 多彩なフック形状に対応した加工と生産管理が容易になりました。


特長

① 協調制御による引きばねの高効率生産
引きばねの加工工程であるコイリング、両端フック起こし、排出に連動した協調制御により同時加工を行うため、安定した高速生産を実現します。

② 2連フィードローラと7軸制御による加工品質の向上
  • 2連フィードローラユニットを採用しています。ワイヤにかかるフィード圧を低減し、安定したコイリングが可能です。
  • カットツールは奥方向へ退避するため、カットツールの上をまたぐような大きな振り回しが可能です。
  • コイル加工後のつかみからばねを持ちかえることなく両端フックを同時に起こすため、正確な対向角とフック隙間を得ることができます。
  • ツーリングはベース、スクイズ、フックツールに加えて、端末押さえ、曲げ受けツールがあります。端末押さえと曲げ受けツールはそれぞれ独立して調整が可能なため、ジャーマンフックやU フックの成形が容易になります。

③ MEC プログラムシステム「MPS」による操作性の向上
  • プログラム編集機能が大きく進化しました。様々なフック形状のプログラムを簡単に作成できるため、段取り時間の短縮が可能です。
  • コイリングポイントのサーボモーター制御化により、初張力調整、径調整、異径フック、Uフック成形をプログラムで行うことができます。
  • コイル端末を巻角度センサーで検出することで、コイル外径の自動修正が可能です。
  • 当社のばね成形専用プログラムと同様にプログラムや動作状況はフローチャートで表示されるため、各軸の動作状況や流れ、入出力等を視覚的に把握することが可能です。
  • 多機能生産管理画面により製品管理が容易になります。

④ 主なオプション

画像処理による自動計測システム「IS-1X」や、各種レーザセンサーユニットにより、コイル外径、フック形状、隙間などの高度な測定が可能です。


動画


主な仕様
機種名 CLS-10A
線径 ø0.2 ~ ø1.0 mm
コイル外径 ø1.5 ~ ø12 mm
ばね指数 *1 D/d 4以上
密着長 *2 線径 x12巻 ~ 100 mm
最大Uフック長 15 mm
フィード軸 *3 0.001 mm
最大フィード速度 120 m/min
ポイント軸 *3 0.001 mm
トーション軸 *3 0.001°
初張力軸 *3 0.001°
カム軸 *3 0.001°
トランスファ軸 *3 0.001°
クランプ軸 *3 0.001°
最大電磁バルブ 8ポート (搭載済み)
使用空気圧 0.3 ~ 0.5 MPa
電源 AC 三相200V, 15A
本体重量 600 kg
制御装置 Windows
ソフトウエア MPS
ディスプレイ 15.6インチフルHDタッチパネル
外部記憶装置 USBメモリ
環境温度 5 ~ 40°C

*1 線径により異なる場合があります。
*2 オプションのホルダ使用時︓Max 150 mm
*3 最小入力値︓プログラム入力単位であり精度を表すものではありません。



本仕様ならびに外観・装備は、改良等のため予告なく変更することがあります。
海外仕様については、別途お問い合わせください。


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