アマダプレスシステム プレス周辺装置 ワーク搬送装置 プレス間搬送

RHQ 2軸サーボロボット

RHN120の高速制御仕様。ロボット間の協調制御でクラス最高搬送スピードを更新。



特長

■ 特長① 高速化と安定化、操作性の向上を極めた最新搬送ロボット
  • 現行機RHN120ロボットの高速制御タイプとして新登場。
  • ティーチング操作のみでプレスとの最適ラップ条件を設定 (ワーク毎に工番保存可能)。
  • ロボットの協調制御によりプレスの待機時間を削減。

■ 特長② 交互運転でのロスを圧縮し、プレスラインの生産性を大幅に向上

プレスラインの生産性向上には、ロボットの搬送スピードを上げる方法と併せて、ロボットとプレス相互のタイミングロスを抑える方法があります。最も効果が上がる方法としてはプレスを停止させない連続運転(プレス同期運転)がありますが、この場合、理想的なタクトタイムを得られる反面、1製品毎に複雑な計算や調整を必要とするため、頻繁に加工製品が変わるプレスラインには不向きです。RHQロボットラインでは、現実的な交互運転を基本としながら、ロボットが個別にプレスとのタイミング調整を行う協調制御を、簡単なティーチングで達成することが可能となりました。

■ 特長③ より進化したティーチング

実際の動作を確認しながらフィード位置を微細レベルで設定可能。また、手持ち式ペンダントのため至近距離まで移動して入力ができます。


動画


主な仕様
型式 RHQ120S1 RHQ120L1 RHQ180S1
送り長さ mm 1,000 ~ 1,200 1,201 ~ 1,500 1,501 ~ 2,000
上下作動長 mm 10 ~ 100 10 ~ 100 10 ~ 100
サイクルタイム ※1 sec 1.5 ~ ※2 1.8 ~ ※3 2.4 ~ ※4
最大可搬質量 ※5 kg 4.0 x 2 4.0 x 2 4.0 x 2
繰返し送り精度 ※6 mm ±0.3 ±0.3 ±0.3
ワーク保持方法   バキューム・マグネット
本体質量 kg 約350 約350 約500

※1 サイクルタイムは、ワーク形状、送り長さ、上下作動長などにより変わることがあります。

※2 送り長さ1,200 mm、上下作動長50 mmでの値

※3 送り長さ1,500 mm、上下作動長50 mmでの値

※4 送り長さ2,000 mm、上下作動長50 mmでの値

※5 最大可搬質量はフィンガー、ワークを含めた総質量。

※6 自動運転状態での精度を指します。値はワーク形状や搬送条件などによって変わることがあります。


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