LCC SAシリーズ (板幅: 50 ~ 400 mm, 板厚: 0.3 ~ 3.2 mm)

レベラフィーダ未来形宣言。
レベラフィーダから矯正ハンドルが消えた!
業界初のASC機構をはじめ、数々の最新機能を搭載。プレス加工の現場に革新を提案します。
特長
- ■ 特長① ASC機構~アクティブ矯正量補正機構 (Active Straightening Correction)
-
コイルの先端部と終端部では巻きぐせの度合いが違うため、レベリングの精度を高めるためには矯正量 を常時監視して、人手で補正していく必要がありました。
レベラフィーダLCC SAシリーズでは独自のASC機構により、生産中のコイル外径の変化を検出。矯正量 を連続的に自動補正します。これにより、従来のように常にオペレータの方がラインにつきっきりとなるような負担を軽減、作業効率の向上に大きく貢献します。■問題解決
●オペレータの方は他のラインも監視できる
●オペレータの方は別の業務も兼務できる
●コストダウン化
- ■ 特長② レベリングの信頼性を向上させる11本ワークロール
-
ワークロール径は48mm、上6/下5本の構成で11本を使用、材料の平坦度を一段とアップさせました。ASC機構とあわせて、ますますレベリングの信頼性を向上させます。
- ■ 特長③ リフト式ロールオープン機構
-
ワークロールおよびフィードロールが電動で垂直に口開けします。従来機では片側だけのオープンのため口開け量 に制限があり、とくに奥側部分のメンテナンスは困難でした。SAシリーズでは新採用のリフト式ロールオープン機構で、開口量 も140mmと大きく、ロールの清掃も一段と容易になりました。
- ■ 特長④ TP-CCSコントローラー
-
段取りから運転・保守などに必要なあらゆる情報を、「設定・段取り・運転・保守」の4つの基本モードで一元管理。さまざまな新機能を搭載し、製品の多様化・高度化・作業時間短縮化に対応するトータルオペレーションシステムです。
主な仕様
型 式 | LCC03SA | LCC04SA | |
---|---|---|---|
板 幅 | (mm) | 50~300 | 50~400 |
板 厚 | (mm) | 0.3~3.2 | |
コイル質量MAX. | (kg) | *2 2,500/2,000 | |
コイル外径MAX. | (mm) | 1,200 | |
コイル内径 | (mm) | 508 | |
送り長さ | (mm) | *1 ~300 | |
ライン速度MAX. | (m/min) | ~16 | |
リリース追従回数 | (spm) | 180 | |
ワークロール | (本) | 上6/下5 | |
レベラフィーダモータ | (kW) | AC2.0 | |
アンコイラ拡縮方式 | 手動/エア | ||
アンコイラモータ | (kW) | 0.75 | |
使用電源電圧 | (V) | 200/220 | |
使用空気圧 | (MPa) | 0.49 |
*1:送り長さが標準仕様を超える場合は交互運転切り替えが必要です。(オプション)
*2:(エア)はオプションです。エア拡縮時のコイル質量は( )内の数値となります。
矯正能力
板 厚 | LCC03SA | LCC04SA |
---|---|---|
0.3 | 300 | 400 |
0.6 | ||
0.8 | ||
1.0 | ||
1.2 | 330 | |
1.4 | 270 | |
1.6 | 270 | 230 |
1.8 | 230 | 200 |
2.0 | 210 | 180 |
2.3 | 170 | 150 |
2.5 | 160 | 140 |
2.8 | 130 | 120 |
3.2 | 100 | 100 |
※上記表の単位はmmとなります。
※上記の表は材料の降伏点応力が245N/mm2(引っ張り強さ392N/mm2)の場合を示します。
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