LCC KR5シリーズ (板幅: 50 ~ 400 mm, 板厚: 0.3 ~ 3.2 mm) ECO & SILENT Release
コンパクトサイズのレベラフィーダに生産性と操作性を凝縮!
ECO & SILENT リリース機構の搭載により、エア消費を大幅に削減します。
操作性の向上をサポートする新型CCS制御システムを搭載した充実の LCC KR5 シリーズです。
特長
- ① 最新のECO & SILENT リリース機構の搭載により、エア消費を大幅に削減
-
レベリングに合わせたリリースストロークの最適制御で、3つの効果を発揮します。
1. エアリリース搭載の従来機と比べて、エア消費量を最大約50% 削減
2. リリース時の騒音を約 3.5 dB 低減
3. リリース追従性能が最大約17% 向上 (140 min-1)
- ② 11本のワークロールによる平坦度で高精度な加工に貢献
-
上6本、下5本で構成する11本のワークロールを採用しました。これにより、コイル材の平坦度が向上し、高精度なプレス加工をサポートします。
上部 下部
- ③ メンテナンス性に優れるロール清掃機構
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レベラ上下面開放構造により、ロール清掃がスムーズにでき、製品加工の安定化と品質向上に貢献します。さらに、メンテナンス時間の短縮が可能です。
- ④ 簡易アナログループ制御による品質の向上と省力化を実現
-
アナログループ制御により、ライン速度と巻き出し速度が同じ一定速になり、アンコイラの停止を防ぎます。この機能 により、コイル材のバラケを抑制できるため、材料のキズを削減でき製品品質の向上につながります。さらにコイル材の途中交換が容易になり、オペレーターの負担軽減につながります。
アナログループ制御あり アナログループ制御なし
- ⑤ タッチパネルを採用した最新のCCS制御システム
-
必要なあらゆる情報を、手動操作・データ設定・生産モニタ・保全など、8 つの基本モードで一元管理します。消費電力を削減可能な省エネタイマーなどさまざまな機能を搭載し、製品の多様化・高度化、作業時間短縮に対応するトータルオペレーションシステムです。
■ 工番データ設定
■ 手動操作
■ 生産モニタ
■ 保全
主な仕様
機種名 | LCC03KR5 | LCC04KR5 | |
---|---|---|---|
板幅 | mm | 50 ~ 300 | 50 ~ 400 |
板厚 | mm | 0.3 ~ 3.2 | 0.3 ~ 3.2 |
最大コイル質量* | kg | 2000 (2000) | 2500 (2000) |
最大コイル外径 | mm | ø1200 | ø1200 |
コイル内径 | mm | ø508 | ø508 |
送り長さ** | mm | ~ 400 | ~ 400 |
最大ライン速度 | m/min | ~ 16 | ~ 16 |
ワークロール(上/下) | 本 | 6 / 5 | 6 / 5 |
アンコイラ拡縮方式* | 手動/エア | 手動/エア | |
使用電源 | V | 三相AC 200/220 | 三相AC 200/220 |
使用空気圧 | MPa | 0.5 | 0.5 |
* エア拡縮はオプションです。エア拡縮時の最大コイル質量は( ) 内の数値となります。
** 送り長さが標準仕様を超える場合は、連続/ 交互運転切替(オプション)が必要です。
矯正能力
板厚 mm |
板幅 mm | |
---|---|---|
LCC03KR5 | LCC04KR5 | |
0.3 ~ 1.2 | 300 | 400 |
1.4 | 300 | 360 |
1.6 | 300 | 300 |
1.8 | 300 | 260 |
2.0 | 270 | 220 |
2.3 | 230 | 190 |
2.5 | 190 | 170 |
2.8 | 150 | 150 |
3.0 | 130 | 130 |
3.2 | 110 | 110 |
上記の表は材料の降伏点応力が 245 MPaの場合を示しており、標準/高速ともに矯正能力の数値は同じです。
本仕様ならびに外観・装備は、改良等のため予告なく変更することがあります。
海外仕様については、別途お問い合わせください。
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