MF-C500A-M
特長
■特長① マルチモードレーザを採用
シングルモードレーザと比べて幅が広い溶接が可能で、突合せ溶接などで優位性を発揮します。
また、溶接だけでなく、焼き入れなどの熱処理やはんだ付けにも活用できます。
ビームプロファイル 断面
■特長② 水冷方式を採用
冷却効率に優れた水冷方式を採用したことで、空冷式とは異なり周囲温度が高温であっても、
出力制限を受けずにフルスペックを発揮できます。
■特長③ アクティブヒートコントロール対応
加工端を基準とした新しいレーザ出力制御技術を搭載したことで、焦点がずれた場合でも溶け込み深さを一定に制御することが可能です。
また、精度の高い熱量コントロールが必要な焼き入れやはんだ付けでも威力を発揮します。
焦点位置のZ軸変動に対しても、溶け込み深さを安定化させます
■特長④ 任意波形制御対応
様々なワーク材質に合わせて、最適なレーザ出力波形を実現します。
■特長⑤ 優れた耐反射光特性
高反射材料であるアルミや銅系材料の溶接にも対応します。
■特長⑥ リプレイスに最適
当社の従来機であるML-6700B(500W)やML-6500C(300W)とI/O互換性を確保しています。※
生産中止となっているそれらの機種との置き換えにお勧めです。
また、現行機種のML-6810CやMF-C1000A-S(1000W)とはI/O完全互換となっており、それらの機種をお使い頂いている場合、
配線などの再設計が不要です。
※ML-6700A及びML-6500A/Bとは一部互換。非常停止入力信号は異なりますので、取説に沿って変更をお願い致します。
動画
鉄系円柱部品の回転シーム溶接
レーザ溶接システム例
加工サンプル
左:ダイヤフラム溶接例 右:溶接部拡大
主な仕様
型式 | MF-C500A-M | |
最大/最小設定出力 | 500W/50W | |
モード | マルチモード | |
波形制御機能 | REPEAT | 標準:0.1~500.0ms(0.1msステップ) 設定切り替えにより:0.05~500.00ms(0.01msステップ) |
CW | 標準:0.1~1000.0s(0.1sステップ) 設定切り替えにより:0.001~10.000s(0.001sステップ)、 | |
0.01~100.00s(0.01sステップ)、1~10000s(1sステップ) | ||
パルス繰り返し数 | 1~1000pps | |
変調機能 | 1~5000Hz(正弦波、三角波、矩形波) | |
出力安定度 | ±2%(周囲温度変化:5~40℃の範囲内で±5℃以内、冷却水温:21~25℃の範囲内で±1℃以内、 | |
冷却水流量:16~20ℓ/min、レーザ照射時間:8時間以内) | ||
条件設定数 | 256 | |
供給電源 | 3相AC200~240V(±10%)、50/60Hz、40A | |
消費電力 | 最大3.8kW/待機時1.0kW | |
冷却方式 | 水冷 | |
周囲温度/湿度 | 5~40℃/20~85%RH(結露なきこと) | |
外形寸法 | 556(W)×1073(D)×1153(H)mm | |
質量 | 250kg | |
専用チラー仕様 | 入力電圧:単相200~230V、±10%、周波数:50/60Hz、ブレーカー容量:20A | |
外形寸法:約377mm(W)×900mm(D)×976mm(H) | ||
※当社製レーザ溶接機とのペアリングが必要です。 |
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